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古事記こじき(こじき/ふることふみ)』は、
日本にっぽんでいちばんふる物語ものがたりです。
かみさまがまれた物語ものがたりや、
日本にっぽんがどうできたのかがかれています。
むかしのひとたちは、これらの物語ものがたり
大切たいせつにしてきました。
ふしぎでおもしろい物語ものがたりがたくさんあるので、
ぜひんでみてください。

古事記こじきとは

なぜ古事記こじきつくられたの?

むかしの日本にっぽんでは、かみさまや天皇てんのう物語ものがたりひとからひとへ、くちつたえられてきました。しかし、そのようなつたえかたでは
ひとによってかたがちがう
・だんだん内容ないようわってしまう
わすれられてしまう
という心配しんぱいがありました。
さらに、くに大切たいせつ文書ぶんしょをしまっていた国庫こっこ火事かじけてしまう出来事できごとがあり、 それまでの歴史れきし記録きろくうしなわれてしまいました。
これをとても残念ざんねんおもった天武天皇てんむてんのうが、
日本にっぽん大切たいせつ物語ものがたりを、きちんと文字もじにして未来みらいのこそう」
かんがえたことが、古事記こじきつくられるきっかけになりました。

編纂者へんさんしゃについて

天武天皇てんむてんのう

古事記こじき」の発案者はつあんしゃ

天武天皇てんむてんのうは、正史せいし編纂へんさんめいじ、古事記こじき土台どだいつくりました。

元明天皇げんめいてんのう

古事記こじき完成時かんせいじ天皇てんのう

和銅四年わどうよねん安万侶やすまろ記録きろくをまとめさせ完成かんせいみちびきました。

稗田阿礼ひえだのあれ

驚異きょうい記憶力きおくりょくひと

一度いちどいたことはけっしてわすれない能力のうりょく物語ものがたり暗誦あんしょうしました。

太安万侶おおのやすまろ

ふでふるしるしたひと

阿礼あれかた言葉ことば文字もじとしてまとめ、古事記こじき執筆しっぴつしました。

古事記こじき

六四五年

図書としょけ、大切たいせつ歴史れきし書物しょもつうしなわれる

六八一年

天武天皇てんむてんのう稗田阿礼ひえだのあれに、伝承でんしょうおぼえるようめいじる

六八六年

天武天皇てんむてんのうくなり、編纂へんさん中断ちゅうだんする

七〇七年

元明天皇げんめいてんのう即位そくいする

七一一年

元明天皇げんめいてんのう太安万侶おおのやすまろに、きまとめるようめいじる

七一二年

古事記こじき完成かんせいする

古事記序文こじきじょぶん

わたくし、安万侶やすまろが、つつしんでもうげます。
はるかむかし世界せかいはまだかたちもなく、
じりあっていました。

やがててんかれ、アメノミナカヌシ、
タカミムスヒ、カミムスヒがり、
世界せかいうごきはじめます。

つづいてイザナギとイザナミがまれ
万物ばんぶつとなりました。
イザナギが黄泉よみくにからかえり、みそぎおこなうと、
つきかみをあわせおおくの神々かみがみまれました。
あま岩戸いわと神事しんじやスサノオの活躍かつやくて、
神々かみがみさかえ、くにおさめるみちさだまります。

ニニギは高千穂たかちほり、
神武天皇じんむてんのう大和やまとくにをひらきました。

歴代れきだい天皇てんのうはそれぞれのとくをもってくにおさめ、
天武天皇てんむてんのうは、つたえられてきた歴史れきしあやまりがあることをうれい、
稗田阿礼ひえだのあれふる言葉ことばおぼえさせました。

のちに元明天皇げんめいてんのうがそのこころざしぎ、
阿礼あれ記憶きおくをもとにこのしょをまとめさせました。

天地てんちのはじまりから推古天皇すいこてんのう時代じだいまでをしるし、
三巻さんかんとしてここに献上けんじょういたします。