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「一番下の オオクニヌシ なんかに負けるなんて...!」怒った兄たちは オオクニヌシ をやっつけようと追いかけます。

お母さんが助けてくれましたが、また兄たちにねらわれたので、お母さんのしょうかいで 木国 の オオヤビコ のもとににげます。
兄たちはしつこく、 オオクニヌシ のもとまで追いかけてきました。

オオヤビコ は オオクニヌシ を木のまたからくぐりぬけさせにがして、「 スサノオ 様のいらっしゃる 根の国 までにげなさい」と言いました。
根の国 につくと、 スセリビメ という女神に出会い、おたがいにひとめぼれしました。

スセリビメ は「たいへんりっぱな神が来ました」とお父さんに、つたえました。じつは、彼女のお父さんは スサノオ だったのです。
「お前なんかに娘をやるもんか!」と スサノオ は オオクニヌシ をいじめます。

いじめにうんざりした
オオクニヌシ
は、
スセリビメ
とともに、たからものをもって
根の国
からにげだしました。
スサノオ
はおこりながら
「たからものはおまえにやるから、兄たちをやっつけ
スセリビメ
を妻とし、国をかんせいさせるのだ!」と言って見送りました。
スサノオ の言ったとおり、 オオクニヌシ は スセリビメ を妻にしました。

しかし、さきに妻となった ヤガミヒメ は、 スセリビメ をおそれて子どもを連れてにげてしまいました。
オオクニヌシ は兄たちをおいはらい、国作りをはじめました。そこへ小さな神さまがやってきました。

オオクニヌシ が「だれだろう?」とカエルに聞くと、「物知りなカカシの神さま、 クエビコ に聞けばわかるよ。」と言いました。

クエビコ に聞くと、「この小さな神さまは、天の神さまの子どもです。名前を スクナビコナ と言います。」とおしえてくれました。
スクナビコナ はとても物知りで、二りは力を合わせて国を作りかためました。


しかし、 スクナビコナ は 常世 に旅に出てしまいます。 オオクニヌシ は泣きながら言います。「ぼくひとりでは国をかんせいさせられないよ。」
そのとき、海から光る神さま、 オオモノヌシ があらわれ、「私をよくまつるならば、私があなたといっしょにうまく国を作りかんせいさせよう。」と言いました。

オオクニヌシ は、かれをまつって国をかんせいさせました。