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アマテラス が 天の岩戸 の中にかくれたので、世界はすっかりくらくなり、わるいことがたくさんおこるようになりました。

こまりはてた 八百万 の神さまたちは、河原にあつまって相談しました。

オモイカネ がかんがえ、みんなでおまつりをして、 アマテラス を外へよびだすことにしました。
りっぱな鏡や玉をじゅんびし、岩の戸の前で アメノウズメ という神さまがおもしろおかしくおどりました。

それを見た神さまたちが、天がゆれるほど「わはは!」と一斉に大笑いすると、岩の中にいた
アマテラス
はふしぎに思って、戸をすこしあけて言いました。
「わたしがここにいるのに、どうして
アメノウズメ
はおどり、みんなは笑っているのですか。」
アメノウズメ が「あなたさまよりも立派な神さまがおいでになったので、うれしくて笑っているのです」と答えて、鏡をさしだしました。

アマテラス
が鏡にうつった自分のすがたをもっとよく見ようと身をのり出したとき、
戸のわきにかくれていた
アメノタジカラオ
が、
アマテラス
の手を引いて外へつれだしました。
こうして、世界はふたたびあかるくなりました。