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ヤマトタケルが海をわたろうとしたとき、海の神さまが荒波を起こして船を止めました。


そのとき、船にのっていたヤマトタケルの妻、オトタチバナヒメは、
「私が王子の身代わりになって海に入りましょう」と言い、波の上に畳を敷いて海へ入っていきました。
すると波はしずまり、船は進むことができました。
七日後に、オトタチバナヒメのくしが海辺に流れつきました。

ヤマトタケルはお墓を作り、くしも納めてオトタチバナヒメを弔いました。
東の国からかえり、尾張 まで戻ってきたヤマトタケルは、 尾張 のお姫さまであるミヤズヒメとけっこんしました。

ヤマトタケルは ミヤズヒメに草薙の剣をあずけて、 自分のちからだけでヤマトにかえろうとします。
かえる途中で、大きな白いイノシシに出会います。

このイノシシを神のつかいだとおもったヤマトタケルは言います。
「おまえなんかすぐにやっつけてやる!」
しかし、おこったイノシシは神のちからでヤマトタケル につめたいあられを打ちました。

ヤマトタケル はすっかりよわってしまい、ふるさとの ヤマトをおもいながらなくなってしまいました。
ヤマトタケルがなくなったとしった妻や子どもが、お墓を作ってかなしんでいました。

すると、ヤマトタケルの魂は大きな白い鳥となって空へはばたき、ヤマトのほうへ飛んでいきました。