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ウカヤフキアエズのすえっこ、カムヤマトイワレビコが兄のイツセと相談して、「東のほうへ行って、よい国を作ろう」とぐんたいを連れて旅に出ました。


途中で、かめの背中にのってつりをしている神さまに出会い、「お前はだれか」とたずねると、
「私は国つ神です。海の道もよく知っています」と答え、あんないをしてくれることになりました。
ところが、旅の途中でわるいてきがせめてきました。
イツセが矢できずついてしまいます。

「私たちは太陽の神さまの子どもなのに、太陽にむかって東をむいてたたかったのがよくなかった。これからは太陽を背にしてたたかおう」と言って、ちからつきてしまいました。
カムヤマトイワレビコたちは、イツセの言ったとおり、東ではなく南にむかって歩きました。

しかし、熊野という場所に着くと大きな熊があらわれ、みんなどくけにあてられてねむってしまいました。

そこへ、タカクラジという人がひとふりの剣を持ってやってきました。
その剣をさしだすと、みんなはすぐに目がさめました。
剣のちからでわるい神さまたちはたおされ、ぐんぜいもげんきをとりもどしました。
空からは八咫烏という大きなカラスがみちあんないとして送られてきました。

八咫烏のあとをついていき、カムヤマトイワレビコたちは旅を続けていきます。
さいごに、大きな室にかくれていたわるいものたちを、「いまうてばよいぞ」という歌をあいずにやっつけました。


こうしてカムヤマトイワレビコは
橿原の宮で、
はじめての天皇、
神武天皇となりました。