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応神天皇はうえの息子であるオオヤマモリとオオサザキを呼んで、ききました。「兄と弟どっちがよりかわいいと思う?」
おにいさんのオオヤマモリは「それは兄のほうです。」と答えました。
それをきいた天皇は
あまりうれしそうな顔をしませんでした。

弟のオオサザキはこう答えました。
「兄はもう大きくてしっかりしているのでしんぱいありません。
でも弟はまだちいさくて何もできないのでとてもしんぱいでかわいくてたまらないものです。」
天皇
は「その通りだ!」と言ってとてもよろこびました。
じつは天皇
はいちばん末っ子のウジノワキイラツコをつぎの
天皇
にしたいと考えていたので、おにいさんたちが弟のことをどう思っているかしりたかったのです。
やがて天皇
が亡くなるとオオヤマモリははんらんをおこそうとします。

しかしそれにきづいたオオサザキはウジノワキイラツコにふなのりの格好をさせました。

ウジノワキイラツコを狙うオオヤマモリを船にのせてわざとゆらして船から落としオオヤマモリをやっつけました。
のこされたオオサザキとウジノワキイラツコの二りはとても仲良しでした。

ウジノワキイラツコは
「おにいさんのオオサザキさまこそ
天皇にふさわしいです」と言い
オオサザキは
「お父さまが決めたのはあなただ」と言って何年もの間おたがいに
「あなたが天皇になってください」とゆずりあいました。

悩みすぎたウジノワキイラツコはこころとからだがよわって亡くなってしまいます。
結局オオサザキが
天皇
に即位し仁徳天皇と名乗りました。
時がたち仁徳天皇にはたくさんのおきさきさまが嫁ぎましたがそのひとりイワノヒメがとてもやきもちでした。

あるときクロヒメというとても美しい女の人が天皇のおてつだいをするためにやってきました。
ところがイワノヒメがあまりにも怖くやきもちを焼くのでクロヒメは怖くなって自分のおうちへ逃げかえってしまいました。
またあるとき天皇は
メドリという女の人を自分のお嫁さんにしたいと思い親戚のハヤブサワケを使者としておくりました。


ところがメドリとハヤブサワケはなんと二りで恋におちて結婚してしまいました。
さらに二りは「天皇
なんて怖くないぞ」と言って戦いをおこそうと計画しました。
これをしった天皇
はとても怒りました。

天皇
は兵をおくって二りを追い詰めさいごにはきびしい罰を与えたのでした。